自分用に加工して使っており安全性、性能等に問題無いのが
確認できましたので、需要がありましたらお譲りします。
価格は1セルの価格です。
※一回の注文数が5sから送料無料です。

SCIBの性能は文句の付け所が無く、コスト無視なら最高のバッテリーですが
モジュールが分割不可の2並列12直列（2P12S）で2次利用時に電圧の選択が限られるのが問題でした。
当商品を12直列モジュールに追加して使えば36Vを作れます。
5直列12Vも簡単に実現でき、2.7V単位の自由なシステム電圧を構築可能です。

SCIBはLEV-50等と違いネジ端子は無く、ニッケル板を溶接にてセル間を繋いでいます。
端子部分も純アルミで出来ており、通常のタブ用スポット溶接は不可能です。
TIG溶接なら可能でしたが、セルにかかる負担を考えると少し躊躇するので保留しました。
ハンダやロウ付けの様に熱を加えるのは論外で
端子の真下に電解液漏れ止めのシールがあるのですが、そこが熱で損傷します。
単純にネジ穴を開けるのもNGで、安易な模倣を避けるため具体的な数値は載せませんが
端子はリベット止めなので、そのリベット内で収まり尚且つ強度を保てる穴径、深さを
精度高く加工しなければいけません。
通常のネジ穴加工では内部の電解液が揮発します。

当商品は真鍮製特殊スタッドボルトを使用して端子強度の問題や抵抗値の増大を抑え
M4ナットにて通常のバスバー接続できる状態を作り上げています。

使用したバッテリーセルは2011年製のアイミーブ用モジュール、2015年製の船舶補機バッテリーのどちらかで、
それを分解して単セルを取り出すのですが
分解可能な作りではなく、ケースに全セルがエポキシ系シリコン接着材にて固定されているので損傷なしでの分解には苦労します。
セルにはその接着剤の残滓がありますが、コストアップに繋がるのであえてそのままにしてあります。
気になる方はキシレン等、有機溶剤で取れますのでご自身で除去をお願いします。

その他付属品
SCIBはアルミケースむき出しですのでPVC製の熱収縮チューブを購入個数分付属
真鍮製M4ワッシャー、ナット
バッテリーセル間用接着材付きゴム板（切断して使用してください）

セルの容量測定結果は
SCIB公称値20Ahの所
21℃ 0.2C放電 セル電圧2.7V～1.7V範囲で
20.9Ahでした。
（測定終了後セル電圧2.0V）
2011年、2015年モジュールに残容量の差異はありません。

注意点
バッテリー間接続に使うバスバーは厚さ2mm程度、穴径は5φ以下であけてください。
真鍮スタッドボルトは強度がそれ程ないので締め付けトルクは常識的範囲でお願いします。
アルミ端子に接触状態での使用を想定しており
ワニ口クリップ等で真鍮スタッドのみからの電流取り出しは想定していません。

※安全性や性能に問題無いのは確認していますが、完全自己責任の商品です。

スマートBMSは当然必要ですが、LTO電圧に対応しているメーカーを採用してください。
相談も受けますので質問欄よりどうぞ。

バスバーの相談もアイミーブ用素材を加工した物をお安く提供出来る場合があり、
セル配列の打ち合わせ後に同梱することもできます。
（コストアップにつながりますので穴径、穴間隔は正確ですが、その他は粗めの加工となります）

※複数個の落札希望が多数と思われますが、
相談後の落札を希望しますので、あえて1個での出品とします。
必要個数やバスバーの有無を連絡後に価格を提示しますので、ご納得頂けましたら必要個数にて新規出品致します。

素材のセル在庫は豊富ですので、加工の時間を頂けるのなら多数の販売も可能です。

こんな怪しい商品ですから質門も多数あると思います。
気になる点がございましたら、質問欄より質問してください。