Ladislav F.Prokop(ラディスラフ・プロコップ)
チェコ・クルディム 1912年製
4/4サイズ ヴァイオリン
ボディ長:357mm
ラディスラフ・プロコップは1843年生まれ、4世代に渡って続く弦楽器メーカーです。成功者である父親の元で1870年から5年間修業し、1876年にボヘミア東部の町クルディムで独立しました。
オールド名器:Jakub Stainer(ヤコブ・シュタイナー)の影響を覗わせるオリジナルモデルに評価が高く、数々の賞を受賞しています。20世紀前半には、質が高くコストパフォーマンスの良い手工量産メーカーとして、1925年までのおよそ50年に渡って世界中にヴァイオリンを輸出しました。
良質な木材に艶のある美しいニスで仕上げられており、経年による色合いの変化によってさらに味わい深くなっております。
フィッティングパーツ(ペグ・テールピース・あご当て)を新品の良質なものに交換済みです。
ペグ・テールピースはボックスウッド(ツゲ)材、あご当てはペアウッド材になります。
テールピースは全弦アジャスター内蔵タイプになります。
色彩豊かな華やかな鳴りをお楽しみください。
専門店ではおよそ40~50万円で販売されております。
本格的なヴァイオリン(モダンチェコ)をこの機会にいかがでしょうか。
一通り調整済み(駒調整、ペグ調整、魂柱調整、指板調整、磨き、クリーニング、全体調整)になります。
表板のクラックやスクロール横の剥がれ等、修復済みになります。
傷や汚れ、修理跡など製作から100年経過した時代相応の味のある風貌となっております。
新品のナイロン弦に張り替えてあります。
調整・メンテナンス済みですので、チューニングしていただければすぐにお使いいただけます。